【手縫い】刺し子の和ふきんと敷布の会
今もあるのね、「刺し子の和ふきんと敷布の会」。懐かしいわ(*^^*)
私もね、むか~し、この会に入っていました。
チクチクお針仕事。
このページの目次
刺し子ってなに?
刺し子(さしこ)という言葉は、耳慣れないかもしれないですね。手芸好きの人にはすぐに分かりますが、初めてさんにはどんなものなのかしら?と不思議に思うことでしょう。
「刺し子とは?」wikipediaより引用
保温、補強等のため木綿布に木綿糸で補強したものが始まりとされている。
藍色の木綿布に白糸で刺すものが定番であるが、最近では、布、糸ともカラフルな色合いのものもできてきている。
有名な刺し子技法には津軽の『こぎん刺し』、南部の『菱刺し』、庄内の『庄内刺し子』があり、これらを日本三大刺し子という。
田中忠三郎が調査・収集した刺し子のうち津軽・南部の刺し子着786点が国の重要有形民俗文化財に指定され、学術的価値は勿論、田中忠三郎独特の審美眼にかなった芸術的価値も高いコレクションとして認知されている。
いろんな刺し方があるんですね。
私が心に留まっているのは、「補強のための縫い物」です。糸を渡していくことで生地が強くなりますので、少し古くなり生地が弱った時に、糸を渡すためにチクチク。この時、単に糸を渡したのではつまらないからでしょうね。模様を考え、お洒落に仕上げる。なんて素敵なのでしょう。チクチク縫いながら、一緒に想いも込めているでしょうね。家族を想う温かい気持ち。ジ~ンときます
現代では生活感はなく、手芸の一種として親しまれています。模様も可愛らしくて、作り手も楽しめますし、プレゼントで頂く身としましても嬉しいですよね。
東北生まれの様式美 伝統柄に思いを込める刺し子フリークロスの会*YouTube*
「刺し子の和ふきんと敷布の会」の動画を見つけられませんでしたので、「伝統柄に思いを込める刺し子フリークロスの会」の動画をご紹介したいと思います。同じく刺し子です♪
針目の美しさを味わう 刺し子の和ふきんと敷布の会
手芸店に売っているキットとはちょっと違いますでしょう?フェリシモコレクションはお洒落なんですよね。そこが好き。
刺し子の糸も一緒に入っている為。届いたらすぐにチクチクと縫い始められます。
●フェリシモ 針目の美しさを味わう 刺し子の和ふきんと敷布の会
このようなセットで届きます
種類もいろいろ、ワクワクが続きます
刺し子糸の取り扱い
一般的なフランス刺繍糸と同じように6本取りになっています。撚りがかかっていますので、仮に3本取り、2本取りで縫われるときにはほぐしますので、この撚りに気を付けながら進めます。勢いよく解こうとしますと、糸が絡みます。絡むとそれを解くのにとても手間となりますので、ゆっくりと解していくとすんなり。問題なく進められます。
糸の扱い方
レシピ内に詳しく書かれていますので届きましたキット内のレシピ通りに進めてくださいね。この通りにしますと、とっても楽に糸を取り出せます。
手芸用品にしつけ糸がありますでしょう?あのしつけ糸を使う時、使い始めに行う方法と一緒です。
説明では糸で結ぶようになっていますが、私は幅広に切った紙で包んでいます。よりしっかりとホールドしますので、取りやすいと思っています。お好みで準備を進めてみてくださいね。
刺し子糸の届いた状態と準備を終えた状態の写真
上のピンクの糸が届いたときの状態です。これを下のブルーの糸のように準備を整えます。
1本の糸でつながった状態をカットし使いやすくします
▼片方はそのまま「わ」になったままにします。
▼もう片方はハサミでカットします。ほぐれていますね。
刺し子糸を仕舞う時
▼仕舞う時は半分に折る
▼または、三分の一の長さに折っています。
ちなみに、幅広の紙にピンクの付箋を使っています。
紙の厚さもちょうど良く、しっかりとしていて、糊もついているので重宝しています。使っているうちに剥がれますので(笑)その時はテープをつけたり、シールを貼ったりしています。
刺し子糸の取り出し方
準備が整いましたら、糸を引き出してみましょう。
まず、少しだけ引き出します
糸の絡みなどないかを確認しながら、少しずつ出します
1本引き出しました
刺し子糸6本を2本取り、3本取りで使う方法
刺し子糸は、細い糸が6本集まって1本の糸として届いています。このまま6本で縫うと糸が太い為しっかりと縫い糸が強調されます。部分的に細めの糸の方が良かったりもしますでしょう?そのような時には6本組になっている糸を分けて使います。
糸先です
3本と3本に分けました
2本ずつに分けました
私の作品
たぶん、15年ほど前にクチュリエコレクションを楽しんでいた時のものです。大切にしまっておいたの。もっとこのコレクションは続けていたと思うのですが、3つしか出てこなかったです。完成して使ってしまったからかしら?遠い昔のことなので、よく覚えておりません。
刺し子の和ふきんと敷布の会「千鳥とうず」
そんな中、作りかけの刺し子が出てきました。
刺し子の和ふきんと敷布の会「千鳥とうず」です。
今のコレクションと変わっていませんね。とても嬉しいわ。それだけ長く多くの方に愛されているということですよね。
15年ほど前の私の縫い目、ちょっと雑な部分も見えますが、ご愛嬌ということで(^_-)-☆
刺し子の和ふきんと敷布の会「うさぎと籠目」
こちらは、私の大好きなうさぎの刺し子が届いて、とても嬉しかったのを覚えています。大事にし過ぎたのか、全く手を付けておりませんね・・・(笑)
可愛いうさぎでしょう?刺し子糸のお色も可愛らしいピンク。ピンクのお色はちょっぴり和のカラーになっていて上品です。
久し振りに出してきたので、完成させないといけないですね(^_-)-☆
フェリシモ手作り特集キット一覧
フェリシモでは初めてさんも手芸が得意な方もお楽しみ頂けるコレクションを多数取り揃えています。まだ経験の無い手作りに挑戦!新しい自分を発見してみませんか?
このページでご紹介しましたコレクションは、フェリシモ 針目の美しさを味わう 刺し子の和ふきんと敷布の会です。
他にも沢山の手作りコレクションが用意されています。
季節の手づくり特集ページも是非お楽しみくださいませね。